要旨


植生変遷域に位置するモンゴルの植生活動度(と気象要素の年々変動の関係を,NOAA_NDVIと地上気象観測データを使って調査した.モンゴルの50%以上の気象観測点で,6-8月の植生活動度と6-7月の降水量とに高い正の相関があることが示された.また,気温については,7-8月の植生活動度と有意な相関があったが,季節により影響の与え方が異なっていた.具体的には,前年11-12月の気温と植生活動度には負の相関,1-2月の気温とは正の相関,そして7-8月との気温とは負の相関を示す地点が多い. 更に,これらの解析事実を基に,観測地点毎のNDVIの1-2ヶ月前予測の重回帰式を求め,その重相関係数が有意であること確認した.