要旨


40年間のモンゴル日降水量データを利用して,モンゴルの降水の季節変動の特徴を調べた.7月中旬に降水量が極大を示す年(A型:Active)とIwasaki and Nii(2006)で指摘された7月名中旬に降水量が極小を示す年(B型:Break)と存在した.A型では定在Rossby波に伴い7月中旬のモンゴルで気圧の谷が発達しやすく,逆に,B型では気圧の峰が発達しやすい傾向があった.つまり,モンゴルの降水の季節進行は,定在Rossby波の影響を強く受けていることが示された.