要旨


モンゴル気象水文研究所から提供された9年間・92地点の地上気象データを用いて,降水の季節変動について解析を行った.その結果,モンゴルの雨期(6-8月)において,7月中旬に降水量が減少する現象を見い出した.これは「雨期の中休み」と考えられる.「中休み」が認められた地点では,70%以上の地点で7月中旬に「中休み」が発現していた.また,モンゴル全土では約50%の地点で中休みが認められ,東部モンゴルに集中していた. この「雨期の中休み」の存在は,過去の文献にも記載がな.この報告で最初に指摘された現象と考えられる.