発表要旨


RAISEプロジェクト航空機観測で得られた乱流データを用いて,大気境界層内の温湿度プロファイルの解析と混合層分散法による地表面顕熱フラックスの推定を行った.地表面の乾湿,境界層内の風速などがプロファイルのばらつきを説明した.既存の温度分散モデル式を用いた場合は地上サイトでの渦相関法による測定値とのRMS誤差は,40−100 Wm-2であったが,モデル係数の最適化や,混合層内輸送に関係するパラメータを新たに追加するなど改良した式を用いることでRMS誤差を約30Wm-2に改善した.