要旨


モンゴル民族は歴史的に草原で遊牧を行ない、生活を営んできたが、近年になってモンゴル高原の放牧地に砂漠化現象が見られるようになってきた。モンゴル国では植生状態の変化を経て、今後土壌侵食が加速する可能性が考えられる。そこで本研究は、植生状態の異なる二つの小流域において、Cs-137を用いて土壌侵食空間分布、土壌収支を定量的に見積もり、比較・評価することを目的に行われた。